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  • 2017.08.01 Tuesday
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シルクスクリーンとは?


シルクスクリーンとは?
シルクスクリーンは、版の布目からインキを押し出して目的物にインキをつける
印刷法です。 版に感光乳剤を塗り、光が当たったところは固まり、当たらなかった
所は水に溶けるという乳剤の性質を利用して版を作ります。
1版で1色プリントすることが可能です。そのため、プリントしたい色の数だけ、
版が必要になります。 同じデザインで何枚も印刷できるので、 紙はもちろん
Tシャツやビニールといろんなものに活用できます。

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①枠に貼ったスクリーン(テトロン200メッシュ使用)を用意して、
 バケットで感光乳剤を塗り乾燥させます。

 

 
感光乳剤:このようなバケットを使ってスクリーンに塗っていきます

 

 
左がなにもしていないスクリーン、右が乳剤を塗ったスクリーン
 

 
②原画(今回はコンピューターで制作したグラフィックデザイン)を
 モノクロコピーにかけ、白い部分は光を通すためサラダ油を塗って
 透明にして、製版フィルムを作ります。

 

 
モノクロコピーをかけ油を塗った製版フィルム


 
③製版フィルムを通して、乳剤に太陽光やケミカルランプで紫外線を当て、
 絵を焼き付けます。

 

 
父が作ってくれた手作りライトボックス(ケミカルランプ使用)

 

 
紫外線を当て、版を制作中
 

 
④焼きつけた版を水洗いして乳剤を洗い流し、乾いたら版のできあがりです!

 

 
できあがった版
 

 
⑤プリントしたいインクを用意して、プリントしたいものを作業台に設置します。
 スキージ(プリント用ヘラ)を使って、1色ずつプリントしていきます。

 

 
インキを用意 アクアセル(水性インキ)使用

 

 
スキージ(プリント用ヘラ)様々な長さがあります

 

 

 

 

 
⑥インクが乾いたら完成です!

 

 
このような感じで複製できます

 
一色につき一版なので、この行程を色の数だけ繰り返します。
知識と準備が整えば、自宅でも手軽にできるシルクスクリーン。
紫外線を使用するので、光を防いだり照らす時間を探ったり、
2色3色と色を刷り合わせていく過程で驚くほど失敗を繰り返し、
やっとここまでたどり着けました。
制作行程を理解するのは簡単ですが、作品作りをしてみると
きめ細かな神経と手間がかかります。
さすが、刷り師が存在するだけのことはありますね。


 

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